キーンランドC・展望
皆さん、こんにちは。
それでは、今週末の重賞、札幌競馬場で行われますキーンランドC(GⅢ・芝1,200m)を見ていきましょう。
まずは傾向です。
①前走、函館スプリントS、またはアイビスSD組が優勢。しかし、4着以下に敗退した馬の連対はゼロ。
②牝馬がよく走る。過去10年で7勝。
③近年は上がり上位馬が食い込む傾向。
④好走馬が多い種牡馬:ステイゴールド
では、有力馬・注目馬を見ていきましょう。
(あくまでも個人の見解です。数字は馬番です。)
①ナックビーナス
昨年の勝ち馬。斤量は昨年よりプラス1kg。昨年のように先頭に立ち抜け出したいところだが、同型馬が気になる。内枠を活かしたいところ。
②デアレガーロ
前走・高松宮記念も内馬場が有利な中、外から伸びてきている。内をうまく捌ければ好走もできるが、無理に外に出すと厳しいだろう。騎手の腕にかかっているが・・
④セイウンコウセイ
力のいる馬場は良い。あとは同型の影響で飛ばしすぎなければ。近年の好走時は内枠が多い。
⑥ハッピーアワー
スタートが良くなく、スプリント戦には向いていないのでないか。もう少し広く、直線が長いコースが良いのではないか。
⑦タワーオブロンドン
前走の経験を活かし、どれだけ前で競馬ができるかにかかっている。力はあるので、ルメールの騎乗にかかっている。
⑨カイザーメランジェ
前々走は小頭数でペースにも恵まれる。今回は流れも速くなり、厳しいか。
⑩アスターペガサス
1,200mでは全て連対。鞍上も強化。自在性もあり、軽量を活かしたいところ。
⑪ライオンボス
コーナーワークがどうか。スピードはあるが、勝ち星はすべて1,000m。
⑬ダノンスマッシュ
高松宮記念は馬場差が影響。外からも伸びてきていた。シルクロードSも改めて強い内容。鞍上も強化し、昨年2着のリベンジを果たしたいところ。
⑯リナーテ
前走は流れも向き、相手も弱かった感が否めない。ただ、重賞で連続2着と力はある。ペースが流れれば進出も。また、ステイゴールド産駒はコース相性が良く、注意。
以上です。軸は先行の位置を取れる馬で組み立てた方が良さそうです。後ろからだと小回りですので紛れが生じそうです。あとは穴馬も含め、じっくり考えていきたいと思います。